はじまりは1997
元はと言えば遡ること二十年前。
テレビから流れて来たんでしょうね、あの名曲が。
当時私は思春期の最中、ミュージックステーションやCDTV等の音楽番組は毎週観ておりました。
『今宵の月のように』と『風に吹かれて』の物憂げなメロディーに心掴まれ、
レンタルCDショップ(TSUTAYAはその頃なく、acomだった)に足を運び、
どうやらその2枚のシングルを借りたようです。(その辺の記憶は曖昧なもののカセットテープにしっかりダビングされている)
因みにそのテープには慎吾ママのマヨチュチュとか華原朋美のヘトテアライ!等が一緒に入っているというカオスなセレクションw
ヘトテアラーイはカラオケで歌いたかっただけでしょうね。
しかしですよ、
TKファミリー全盛期にエレカシの曲をイイ!と思った十五の自分の扇子を褒めたいね私は。
歌詞の意味も深く考えず、エレカシというバンドに対する知識もゼロで
歌声とメロディーだけで名曲と判断した所に我ながら◎あげます。
今みたいにインターネットがあるわけでもなし。
バンドについて深く調べたりすることは特に無かったのです。
PV観ても自分よりずっと大人の男の人が歌ってるし、しかも笑顔でもなく白黒、ちょっととっつきにくいとすら思ったんでしょう。
エレファントカシマシにどっぷり浸かる、ということにはなりませんでした。
その頃の私は川本真琴やJUDY AND MARY、Mr.Children、THE HIGH-LOWSなどを聴いて楽しんでおりました。