汐留pitで運命感じちゃったから

愛する音楽について熱く語ります

SONGS

皆さん13日放映のSONGS観ましたか!
25分間という一瞬の出来事でしたが歌もトークも最高でしたね。
番組内で演奏されたのはエレカシ最大のヒット曲『今宵の月のように』、30年前のファーストアルバムに収録されたエレカシと言えばこれ『ファイティングマン』、そしてこれから発売される新曲『風と共に』の3曲。
昨日初めてエレカシの音楽に触れた方は一気に心奪われたに違いない…そんな強い引力を感じました。
私はエレカシの音楽がとても好きですが、みやじのトークも同じくらい大好きなので、どちらも同時に味わえる番組は本当に嬉しいです。
爆笑問題の太田氏がいつも通り飾らない話し方でみやじと喋っていて、尚且つ真剣でとても良かった。
二人には共通点がいくつもあって、目に見えなくてもわかり合える部分が沢山あるんだろうな。

そんなわけで25分間あっという間!短いよおお。。
みやじがトークで山中湖歯ブラシ奴隷天国遭遇事件を語ってて、鳴門のコンサートを思い出すと共に、ああ間違いなくこのひとは宮本浩次なのだ!と感動した。
あと太田氏が「若い頃の爆笑問題は社会的に許されないようなネタをやっていたから危な過ぎてテレビで使ってもらえなかった。大人になって大衆を相手に出来なければ駄目なんだということに気が付いた」「お笑いはネタがわかってしまうと何度も出来ないけれど、音楽は聴けば聴くほど発見があって羨ましい」というようなこと(うろ覚えの為意訳です)を言ってて、とても印象に残りました。
お笑いでも歌でも、わかる人にわかってもらえればいい、っていう作り手の感情はとても理解出来る。
でもそれをより多くの人たちに!と思うとやはり大衆に受け入れられる作品を生み出さねばならないのですよね。かと言って内容が浅く広くになっては本末転倒ですからこれまた難しい。
みやじのいう「売れたい」っていうのは、収入はオマケのようなもので、自分の魂込めて作った音楽を出来る限り多くのひとに届けたい、共感を得たいってことなんだと思う。
そうして世間一般という強敵に受け入れられてこそ、『奴隷天国』のような強烈なナンバーも広く愛されるのかも知れないなーなんて、思いました。
周りに認められるには、たゆまぬ努力と持続的な忍耐が必要なんですよね。

太田氏も言っていたように偶々トントン拍子にスターに上り詰めちゃうような人も確かにいるかも知れないけれど、そういう人は後々必ず苦悩すると思う。

何も無い自分に出会った時…それがスタートラインなのかも知れません。

うまくいかなくても投げ出さず全身全霊頑張ったひとにだけ、説得力という重みが言葉や背中に付くものだとみわじは思っています。

 

みやじがただ街に立つだけでその一角が美しい絵画に変わるのは、そういうことなんじゃないでしょうか。